fc2ブログ
少佐と仙道のマビ人狼ブログ
まぁぶっちゃけ身内以外に公開する気ないし、製作者のオナニーなんで身内以外は見ないほうが良いよw
Winnyでいいから読んでほしい
1102153230106.jpg


 著作権保護期間を作者の死後50年のままにすべきか、70年に延ばすべきか――こんな議論が昨年から盛り上がっている。著作権管理団体など権利者側は「保護期間が長い方が創作意欲が高まる」「世界標準に合わせるべき」と延長を主張。これに対し、著作物の利用者側を中心に「延長すると2次利用時の手間が増えるだけで、文化の発展にもマイナス」などと反対の声が上がっている。
 この問題について専門に考えるフォーラムも設立され、昨年からシンポジウムを開いて活発に議論している。ただこの議論には、最も重要なプレイヤーがあまり参加していない。現役の若い世代のクリエイターたちだ。
 クリエイター側としては、漫画家の松本零士氏や、作家の三田誠広氏が延長賛成派として参加しているが、若い世代の漫画家やアニメクリエイター、小説家などは見当たらない。保護期間延長で創作意欲が向上するかどうかは、クリエイター本人に聞いてみないと分からないはずなのだが――
 若いクリエイター自身がブログなどでこの問題について発言しているケースもそう多くなく、彼らの声はなかなか聞こえてこない。創造の最前線で活躍している彼らの思いはどんなところにあるのか。
 ある大手出版社の編集者はこう見る。「日本に漫画家は4300人くらいいるらしい。だがその中で、作品が売れて2次利用されるなど、著作権を考慮するような立場の人は200人いるかいないかだろう」。さらに「保護期間の延長を口に出して恥ずかしくない作家など、ほんの数人でしょう」
 編集者はこうも言う。「わたしが普段付き合いのある作家はみんな、『Winnyでもいいから読んでもらえるほうがうれしい』という人ばかりです」
 クリエイターが「保護期間を延長してほしい」と訴えることはすなわち、自分が死んでから50年後以降もコンテンツの価値が残ると確信している、ということになる。
 現役世代はこの問題について語りたがらない。「口に出すと恥ずかしい」上、いま広く誰かに読んでほしいと思って身を削る漫画家の創作活動には、必ずしも関係がない。死して名を残す優れた作品を世に放つ意志と、死後の著作権が20年伸びること──イコールで結ぶには何か微妙なズレがあるようだ。
 著作権保護期間をどうすれば、クリエイターがやる気になり、文化が発展につながるのか――現役クリエイターを交えた議論が今後、必要になってきそうだ。

以上IT media newsより抜粋

 ということらしいすけど、まぁあれですね。若手漫画家は十中八九コミケとかで2次創作物に手を染めてる訳でwあとwinnyとか普通に使ってる可能性も大いにありますね。まぁ松本零士氏クラスのキャラになるとそういうこともない上に自身の寿命もそんなに長くはないから延長賛成する理由は大いに分かるけども。
 若手クリエイターは基本的に著作権にはそんなに敏感じゃない人が多いんじゃないですかね。むしろ2次創作とか無断配布とか共有系で広まったりすることによる波及効果の方が大きいのではないかとも思いますし。
 まぁ私の持論を言わせて頂ければ、問題はどちらかというと若手クリエイターの参加云々より日本には著作権行使代理団体が少なすぎることだと思うんですわ。音楽で言えばJASRACしかないしwつまり何が言いたいかというと著作権に関しては全部自分で守れる訳はないので、著作権行使代理団体に基本任せる訳ですが、その選択肢が全くないんですな。つまり著作権を保護したいと思ったら、行使代理団体の定める著作権の規定に従うしかないと。これは大きな問題だと私は思うんですよ。著作権保持者が例えば、自分の作品の2次創作は可だけど、作品全部の無断転載は不可とかそういうオプションもない。米国では著作権のオプション化は進んでいて、各著作権代理行使団体が規定する著作権保護を作者が選ぶというシステムになっています。代理行使団体がいくつもあるので、競争も起きてサービスやオプションが充実するわけです。
 だけど、日本で著作権行使代理権限を持つのは政府が認可した法人のみwwwまぁ代理行使権限を悪用する業者が出ないとも限らないので、政府の認可する法人のみでいいとしても、何でもデジタル化が可能な現在において著作権代理行使団体が独占状態なのはどうなのよってことっすよ。そもそも政府が著作権代理行使団体を認可するようになったのは、明治あたりかなんかに出版物の著作権代理行使業を外国の企業がやろうとしていて、それをつぶすためだけにわざわざJASRAC作って外国人さんの方は認可しなかったらしいですからwwwそんな糞ったれ法人はいらねーよ。
 要点を簡潔にまとめるとですね、「単一の著作権保護法じゃ今のマルチメディア社会に適応できない」っつーことです。まぁ関係ないけど明日選挙すね。一般関心事じゃないから著作権保護問題に触れてる政治家や政党なんてないけど、いつまでもほっぽける問題じゃないと思うんだぜ。きっといつかガタが来るのは目に見えてすぐる。



スポンサーサイト



テーマ:気になるニュース - ジャンル:ニュース

コメント
この記事へのコメント
記事が長ければ長いほど、返信がつけにくいんだぜ

でも本当に若手作家みたいな作品を創作する側の意見が大事だよね。大御所さんの1意見を重視とかじゃなくて、幅広く意見を取り入れてまじめに議論してほしい。
権利団体にいたずらに訴訟起こされるのは嫌だよね。権利団体の利権を守るんじゃなくて、作り手の利権を守っていってほしいものです。実現は難しいけどさ。
2007/07/29 (日) 21:13:35 | URL | 白光 #-[ 編集]
言いたい事がたくさんある時は必然と記事が長くなるお( ^ω^)
んまぁ、出来るだけ短くまとめたいもんすね。

>権利団体にいたずらに訴訟起こされるのは嫌だよね。権利団体の利権を守るんじゃなくて、作り手の利権を守っていってほしいものです。

いやぁ、まったく持ってその通りですな。現代に適応してない著作権保護法を強引解釈でJASRACとかがさも大義名分が
あるかのようにご無礼を働くのは我慢ならないんすわ。作者の中にもJASRACとかの団体に著作権保護代理権を委任したくない方々はいっぱいいるしね。
2007/07/31 (火) 00:23:24 | URL | 少佐 #-[ 編集]
⊂二二二( ^v-106^)二⊃
2007/08/01 (水) 01:41:51 | URL | takifa #OVtA6OIQ[ 編集]
あんまりJASRAKJASRAK書いてるとJASRAKが著作権侵害で訴えてくるから気をつけろwディズニーみたいなもんだw

2007/08/03 (金) 15:14:09 | URL | 白光 #-[ 編集]
(´・ω・`)
2007/08/04 (土) 04:26:12 | URL | 少佐 #-[ 編集]
もひょう!もほうほほほほうおうほ!

ほ!ほーーーーーーーーー!
2007/08/08 (水) 07:11:45 | URL | 白光 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2006 少佐と仙道のマビ人狼ブログ all rights reserved.